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デザインの一日@六本木

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昨日、森美術館で開催されている 「シンプルなかたち展」 と21_21DESIGN SIGHTで開催されている 「動きのカガク展」 を見に行ってきました。 「シンプルなかたち展」では、シンプルなかたちをテーマに古今東西あらゆるものが一堂に会していました。旧石器から飛行機のプロペラ、現代アートまで。 自然や数学、生物の形態などさまざまな角度からデザインをとらえていく、という展示になっています。その一つとして、◯がありました。 まるもしくは円は、もっともシンプルなかたちといってもいいかもしれません。天体の動きや月などを連想するかたちですし、そこからさらに、普遍性や永遠といった概念にもつながるかもしれません。(写真、オラファー・エリアソン<丸い虹>) 「動きのカガク展」では、動きの持つ表現力がテーマです。実際に触れたり、操作したり、来場者が参加しながら、楽しむことのできる展示ばかりです。最新の技術を駆使した作品にはどうなっているのだろうと首を傾げながら、比較的単純なカラクリであってもこうやって見せられると新鮮だなぁと驚いて、かなり楽しんできました。 私も、専門としている神経科学のことを一般の方々に直感的に体感してもらえるようなインスタレーションを作ろうと今動き出したところなので、とても良い刺激になりました。「動きのカガク展」の方は2015年9月27日まで開催しているそうです。 オラファー・エリアソン <丸い虹> 2005年