西丹沢・下棚沢
シルバーウィーク中に西丹沢にある下棚沢を遡行してきました。丹沢の中でも人気の沢の一つ、下棚と呼ばれる豪快な滝から始まる沢です。比較的大きめの滝が多く、ロープワークも必要になってくる沢です。西丹沢なのでヒルもいないのがスバラシイとこ!
9/22
早朝都内の自宅を出発し、7:20に小田急新松田駅到着。バスを待つ登山者がいっぱい!!
7:25発の西丹沢自然教室行きに乗車し、一時間ほどバスに揺られ終点の西丹沢自然教室へ。西丹沢自然教室につくとレンジャー的な人が登山届の提出を促してきます。登山届を渡すとルートの状況を教えてくれるようだ。下棚沢については特にコメントなかったけど(笑)
西丹沢自然教室から橋を渡り(キャンプのテントがいっぱい)、堰堤を3つほど乗り越えると「下棚」の道標が現れる。ここで入渓の支度。男性三人組が巻道を登っていく。下棚までは右岸にしっかりとした道がついています。下棚は大迫力!ここは登らないので記念撮影をして退散。沢を少し戻り、左岸の巻道を登ります。小尾根まで上がり踏跡をたどっていくと懸垂下降もなく沢に戻れます。下棚とともにいくつかの滝も一緒に巻いてしまうので、懸垂で下棚の落ち口に降りるのもありかな。
沢床に戻ってからしばらく進むと、3 mCS。滑るので勢いで登り切るべし。その後ナメ 3段20mが出てきます。とりつきは右壁に古いスリングがある。滝を見ながら休憩をしていると、さきほど追い抜いた男性3人組が追いついてきた。以外と若そう、同い年くらいかなぁ。3人とも軽々とスリングの箇所を登って行った。残置スリングには「負け」だと思う私は、残置スリングのさらに右をどうにかこうにか上がる。岩がせり出しておりホールドも微妙で結構怖かった…取り付きを越えてしまえば、特に問題なし。
すぐに4段40 m、傾斜の緩い一枚岩。最初は登りやすいので調子にのってスタスタ登っていたら、最後の方になって滑る滑る…ちょっと焦りつつなんとか登り切る。相方にはお助け紐を出してあげる。ここを超えるとしばらくはゴーロ歩き。
15 m滝。F1の下棚を除いて登れる滝のなかでは一番滝らしいかな。水かぶりながら登る感じだった。特別厳しそうではないので、私はフリーで直登。残置ハーケンは3本くらいあり。中腹以降は水を盛大に被りとても寒い…相方はトップロープで確保。
その後は特に目立った ところはなく、ナメや花崗岩で崩れやすい滝を越えていく。沢が三股に分かれている箇所を真ん中を進み、ナメを越えたところで、右岸をツメることにした。このツメが一番怖かった…どの滝よりも高度あるし、崩れやすいし。なんとか自分は立木のあるとこまで上がり、相方を確保して引き上げる。ツメの場所は慎重に選んだ方が良かった。その後はすぐに稜線上の仕事道に出る。ここで14時半くらい。遡行時間は休憩入れて5時間弱。
下山は畦ヶ丸を経由して西丹沢自然教室に戻る。入渓点くらいまで戻ってきたころに後ろから三人組がやってきた。あれ?なんで後ろからくるの?抜いた覚えない笑
聞くと、ツメを失敗して下棚沢を下降してきたらしい。え?まじか。ご苦労様でした!
帰りはバスを途中下車し、中川温泉ぶなの湯で癒されて帰ってきました〜
コースタイム(うろ覚え)
8:45 西丹沢自然教室〜9:30 下棚(入渓)〜12:00 15 m下〜14:30 仕事道〜16:20西丹沢自然教室
9/22
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下棚 |
7:25発の西丹沢自然教室行きに乗車し、一時間ほどバスに揺られ終点の西丹沢自然教室へ。西丹沢自然教室につくとレンジャー的な人が登山届の提出を促してきます。登山届を渡すとルートの状況を教えてくれるようだ。下棚沢については特にコメントなかったけど(笑)
西丹沢自然教室から橋を渡り(キャンプのテントがいっぱい)、堰堤を3つほど乗り越えると「下棚」の道標が現れる。ここで入渓の支度。男性三人組が巻道を登っていく。下棚までは右岸にしっかりとした道がついています。下棚は大迫力!ここは登らないので記念撮影をして退散。沢を少し戻り、左岸の巻道を登ります。小尾根まで上がり踏跡をたどっていくと懸垂下降もなく沢に戻れます。下棚とともにいくつかの滝も一緒に巻いてしまうので、懸垂で下棚の落ち口に降りるのもありかな。
3 m CS |
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3段20 m |
すぐに4段40 m、傾斜の緩い一枚岩。最初は登りやすいので調子にのってスタスタ登っていたら、最後の方になって滑る滑る…ちょっと焦りつつなんとか登り切る。相方にはお助け紐を出してあげる。ここを超えるとしばらくはゴーロ歩き。
15 m滝。F1の下棚を除いて登れる滝のなかでは一番滝らしいかな。水かぶりながら登る感じだった。特別厳しそうではないので、私はフリーで直登。残置ハーケンは3本くらいあり。中腹以降は水を盛大に被りとても寒い…相方はトップロープで確保。
その後は特に目立った ところはなく、ナメや花崗岩で崩れやすい滝を越えていく。沢が三股に分かれている箇所を真ん中を進み、ナメを越えたところで、右岸をツメることにした。このツメが一番怖かった…どの滝よりも高度あるし、崩れやすいし。なんとか自分は立木のあるとこまで上がり、相方を確保して引き上げる。ツメの場所は慎重に選んだ方が良かった。その後はすぐに稜線上の仕事道に出る。ここで14時半くらい。遡行時間は休憩入れて5時間弱。
下山は畦ヶ丸を経由して西丹沢自然教室に戻る。入渓点くらいまで戻ってきたころに後ろから三人組がやってきた。あれ?なんで後ろからくるの?抜いた覚えない笑
聞くと、ツメを失敗して下棚沢を下降してきたらしい。え?まじか。ご苦労様でした!
帰りはバスを途中下車し、中川温泉ぶなの湯で癒されて帰ってきました〜
コースタイム(うろ覚え)
8:45 西丹沢自然教室〜9:30 下棚(入渓)〜12:00 15 m下〜14:30 仕事道〜16:20西丹沢自然教室
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