N・S・ハルシャ展 チャーミングな旅 六本木・森美術館
なかなか見に行くきっかけがない。
今回も本当は違う目的で六本木に来てて、たまたま見たのが、
インドで活躍するアーティスト、N・S・ハルシャの企画展だった。
森美術館で開催されている現代アートの企画展って、
実は思い返すとどれも面白かった。
すごく見ごたえがあって、少し高めの値段設定だけど満足感がある。
といっても、やはりアンディ・ウォーホルとか村上隆とか、
作家も著名で、話題になってる企画展に行ってることがこれまではほとんど。
今回は本当にたまたま、行くほんの10分前までこの企画展のことを(明示的には)知らなかったくらい。(潜在的には知ってたと思う、笑)
アートセンターの方で開催されている「マリーアントワネット展」はなんと80分待ち。
行列を横目に、ハルシャ展へ行くと、来場者はぱらぱらといる程度。
じっくり鑑賞できてよかった。気づいたら3時間も経っていたくらい時間を忘れて楽しめた。
ハルシャはインド南部のマイスール生まれで、今もマイスールを拠点に活動しているのだが、
マイスールなんてもちろん知らなかったし、インドで知っているところというとデリー、ムンバイ、バンガロールといった大都市ばかり。インドの田舎?(マイスールは歴史的には古い町で、中心地はそれなりに栄えていそうだけれど)の様子など知ることももちろんなかった。
そんななか、唐突に私の頭に飛び込んできた絵や情報はとても新鮮だった。
伝統と変革、農業とビジネス、資本主義、国家、大衆、、、
そういったものがキーワードになった作品たちが多く、マイスールという町が描かれているのに、インドという国、さらには世界についても問いかけをしているそんな印象がある。
また、多言語、ヒンディー教などの文化的背景も感じさせる。
この企画展でインドの文化も学べてしまうのだ。
ちなみに、ガネーシャ(象頭の神)はシヴァの息子らしい。。。似てなさすぎる。
マイスールなんてもちろん知らなかったし、インドで知っているところというとデリー、ムンバイ、バンガロールといった大都市ばかり。インドの田舎?(マイスールは歴史的には古い町で、中心地はそれなりに栄えていそうだけれど)の様子など知ることももちろんなかった。
そんななか、唐突に私の頭に飛び込んできた絵や情報はとても新鮮だった。
伝統と変革、農業とビジネス、資本主義、国家、大衆、、、
そういったものがキーワードになった作品たちが多く、マイスールという町が描かれているのに、インドという国、さらには世界についても問いかけをしているそんな印象がある。
また、多言語、ヒンディー教などの文化的背景も感じさせる。
この企画展でインドの文化も学べてしまうのだ。
ちなみに、ガネーシャ(象頭の神)はシヴァの息子らしい。。。似てなさすぎる。
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展示の様子 このフロアの中心に置かれたテーブルにはマイスールの地元紙が並んでいる。 (会期中届くようになっているらしい) |
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N・S・ハルシャ《ここに演説をしに来て》(部分)(2008年)
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N・S・ハルシャ《ここに演説をしに来て》(全体)(2008年)
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N・S・ハルシャ《ネイションズ(国家)》(2007年)
国連加盟国193の国旗がミシンに並ぶ!
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N・S・ハルシャ《ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ》(2013年) |
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作品名がわからない。。。本展締めくくりの作品です。 |
撮影した写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
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