ニコンミュージアム 「植村直己 極地の撮影術」
ニコンミュージアムは品川駅の港南口出て5分ほど、インターシティ内にある。
企画展以外には、これまで発売されてきた数々のカメラが展示されていたり。
今年2017年でニコンは創立100周年を迎えるそうな。それを記念して作られたのがこのミュージアムということで、まだ出来たばかり。ニコンの歴史とカメラの仕組みなどが学べる施設で、入場はなんと無料だ。
ニコンミュージアム入り口 |
そして、創立100周年を記念した企画展「植村直己 極地の撮影術」が開催されている。
ご存知、植村直己は日本を代表する冒険家で、日本人初のエベレスト登頂や犬ぞり単独行による北極点到達などを成し遂げており、多くの貴重な写真を撮影している。
厳しい北極の寒さや犬ぞりの振動によって、既製品のカメラは壊れてしまう。使い物にならなくなったカメラを犬たちに引かせることを植村直己さんは申し訳なく感じたそうだ。そこで植村直己の冒険に耐えうるカメラとして開発されたのが、「ニコンF2チタンウエムラスペシャル」だ。この企画展では、カメラの現物と撮影された写真、カメラ用の防寒ケース、グローブ、犬ぞりなどなど冒険を共にした貴重な品物が展示されている。
館内は展示品によっては撮影可能 |
犬ぞり! |
企画展以外には、これまで発売されてきた数々のカメラが展示されていたり。
カメラだけでなく、顕微鏡を始めとする研究や医療向けの計測装置など、ニコンの技術力の高さがうかがわれ、カメラメーカーではないニコンを知ることもできた。
ほかにも子供向けに、レンズの仕組みを学べたり、絞りやシャッタースピードを変えた時の写真の違いを体験できるコーナーもあった。
ミュージアムショップも、小規模ながら充実していた。なぜかニコンようかんが売られていたが、なぜようかんなのだろうか…
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